整骨院のGoogleビジネスプロフィール完全ガイド
無料でできる地図集客
完全に無料で、ホームページがなくても登録できます。
整骨院の集客において、これが最も費用対効果が高い施策です。理由と、具体的なやり方をお伝えします。
なぜ最優先なのか
整骨院を探している人の行動を考えてみてください。
腰が痛い、肩が上がらない。そのときスマホで打ち込むのは「整骨院 〇〇駅」「近くの整体」といった言葉です。
この検索では、通常のウェブサイトの一覧より上に地図が表示されます。そして地図の下に3件ほどの院が並びます。
つまり、どんなに良いホームページを作っても、この枠に入っていなければ先に見られるのは他院です。
| 項目 | Googleビジネスプロフィール |
|---|---|
| 費用 | 完全無料 |
| 効果が出るまで | 数日〜数週間 |
| 初期作業 | 30分〜1時間程度 |
| ホームページ | なくても登録できる |
| 継続作業 | 写真追加と口コミ返信。月1回でも可 |
無料で、数日で効果が出て、初期作業は1時間。
これをやらずに広告やチラシから始めるのは、順序として損をしています。
登録の手順
すでに勝手に登録されている場合があります(Googleが自動生成することがあります)。その場合は新規作成ではなく「オーナー確認」に進みます
カテゴリ選びが最も重要です。詳しくは次の章で説明します
はがき郵送、電話、メールなどの方法で本人確認します。はがきの場合は1〜2週間かかります
受付時間、写真、メニュー、ホームページURL、予約ページURLなど。埋めるほど表示されやすくなります
自分で登録していないのに、Googleマップに院が載っていることがあります。
この場合、放置すると受付時間が間違ったまま表示され続けたり、第三者が情報を編集できる状態になります。必ずオーナー確認を行って、自分で管理できる状態にしてください。
カテゴリの選び方が結果を左右します
Googleは検索順位について、関連性・距離・知名度の3つを基準にしていると公表しています。
このうち「関連性」を決めるのが、カテゴリ設定です。ここを間違えると、そもそも表示されません。
メインカテゴリは1つだけ
複数設定できますが、メインカテゴリの影響が圧倒的に大きいとされています。
保険施術を中心にしているなら「整骨院」「接骨院」、鍼灸が主体なら「鍼灸院」、自費の整体が中心なら「整体」。実際の主力サービスに合わせてください。
集客したいからと「マッサージ店」「リラクゼーション」など、実態と違うカテゴリを選ぶ。
→ 求めている患者さんと違う人が来てしまい、期待外れの評価につながります
メインは実態に合ったもの1つ。サブカテゴリで「鍼灸院」「カイロプラクティック」など、実際に対応しているものを追加する
院名の入れ方に注意
順位を上げたいからと、院名に地域名やキーワードを詰め込むのはGoogleのガイドライン違反です。
「〇〇整骨院|〇〇駅前 腰痛・肩こり専門 骨盤矯正なら当院へ」
「〇〇整骨院」(看板や公式書類で使っている正式名称のみ)
キーワードを入れたい場合は、院名ではなくビジネス情報の説明文やサービス欄に書いてください。
違反が報告されると、修正を求められたり、最悪の場合アカウントが停止されます。短期的に上がっても、失うもののほうが大きいです。
写真は最も手軽で効果的な要素
地図で3件並んだとき、患者さんはまず写真を見ます。写真がない院は、それだけで候補から外れます。
次の写真を、スマホで撮って登録してください。
- 外観(看板が読める角度で。初めて来る人が建物を見つけるため)
- 入口(ビルの何階か、どのドアかが分かるように)
- 待合室(清潔感が伝わるように、明るい時間に撮る)
- 施術スペース(ベッドが整えられた状態で)
- 院長・スタッフ(誰が施術するのか分かると安心されます)
- 駐車場(ある場合は必ず。車で来る地域では決定要因になります)
プロに撮ってもらう必要はありません。ただし明るい時間帯に、片付けた状態で撮ることだけは守ってください。
暗く散らかった写真は、写真がないより印象が悪くなります。
口コミの扱い方
口コミの数と評価は「知名度」に影響すると考えられており、同時に見る人の判断を大きく左右します。
絶対にやってはいけないこと
謝礼や割引と引き換えに口コミを依頼するのは、Googleのポリシー違反です。
「口コミを書いてくれたら次回500円引き」といった施策は、口コミの削除やアカウント停止につながります。
また、良い評価をつけそうな人にだけ声をかけて、不満のありそうな人には頼まない、という選別(レビューゲーティング)も禁止されています。
自作自演や、家族・知人に依頼するのも当然アウトです。
やっていいこと
施術後に「よろしければGoogleマップにご感想をいただけると励みになります」と伝えるのは問題ありません。
口コミ投稿用のQRコードを受付に置いておくのも有効です。見返りを提示しないことが線引きです。
返信は必ず、全件に
返信は、書いた本人へのお礼というより、これから見る人へのメッセージです。
丁寧に返信している院は、それだけで誠実に見えます。
ここで院の姿勢が最も出ます。反論したり感情的になると、見ている人は必ず引きます。
まず事実を確認し、不快な思いをさせた点について謝意を示し、改善の意思を簡潔に書く。これだけで、むしろ信頼が上がることもあります。
なお、事実と異なる内容や誹謗中傷にあたるものは、Googleに削除を申請できます。ただし削除されるかはGoogleの判断です。
見落とされやすい設定
予約ページのURLを登録する
Googleビジネスプロフィールには、ホームページとは別に予約リンクを設定する欄があります。
ここを埋めておくと、地図から直接予約ページへ飛べます。見つけてもらってから予約までの距離が最短になるので、必ず設定してください。
臨時休業・営業時間の変更を反映する
年末年始や学会参加などで休む日は、その都度設定してください。
「営業中と表示されていたのに閉まっていた」という体験は、低評価の口コミにつながる典型例です。
NAP情報を他の媒体と揃える
NAPとは、院名(Name)・住所(Address)・電話番号(Phone)のことです。
ホームページ、ポータルサイト、SNSなど、複数の場所で表記を完全に統一してください。「1-2-3」と「一丁目2番3号」が混在していると、Googleが同じ院だと認識しづらくなります。
最新情報の投稿
お知らせを投稿できる機能があります。毎日は不要ですが、月1〜2回でも更新されている院は、動いている印象を与えます。
書く内容がなければ、季節の注意喚起(「寒くなると腰痛が出やすくなります」など)で十分です。
広告表現の規制はここにも及びます
ビジネス情報の説明文や投稿も、広告としての性質を持ちます。
「必ず治る」「地域No.1」といった断定・比較優良の表現は、ホームページと同様に避けるべきです。
柔道整復師やはり師・きゅう師などについては、法律で広告できる事項が限定されています。
詳しくは整体院のホームページが「胡散臭い」と言われる理由で触れていますが、判断に迷う表現は管轄の保健所や専門家にご確認ください。
ホームページとの関係
「Googleビジネスプロフィールがあれば、ホームページは不要では」と思われるかもしれません。
実際、登録だけでも一定の集客はできます。ただし両者は役割が違います。
| ビジネスプロフィール | ホームページ | |
|---|---|---|
| 役割 | 見つけてもらう | 納得してもらう |
| 情報量 | 限られる | 制限なし |
| 載せられること | 基本情報・写真・口コミ | 症状の解説、施術の流れ、院長の考え方など |
| 効果までの期間 | 数日〜 | 3〜6ヶ月 |
地図で見つけた人の多くは、その後ホームページを見て最終判断をします。
プロフィールだけだと「料金はいくらか」「どんな施術をするのか」が伝わらず、比較検討で他院に流れます。
まずビジネスプロフィールで見つけてもらう。次にホームページで納得してもらう。そして予約システムで取りこぼさない。
この3段構えが、整骨院のWeb集客の基本形です。全体の順序は整骨院の集客方法6つを費用対効果で比較にまとめています。
今日やることリスト
- Googleで自院名を検索し、すでに登録されていないか確認する
- 登録済みならオーナー確認、未登録なら新規登録する
- メインカテゴリを実態に合わせて設定する
- 院名は正式名称のみにする(キーワードを入れない)
- 写真を6種類、スマホで撮って登録する
- 受付時間・定休日を正確に入力する
- ホームページと予約ページのURLを登録する
- 既存の口コミすべてに返信する
ここまでで、おそらく1時間ほどです。費用はかかりません。
集客に悩んでいて、まだこれをやっていないなら、ここから始めてください。
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※ 本記事は2026年7月時点の情報をもとにしています。Googleの仕様・ポリシーは変更される場合がありますので、最新の内容はGoogle公式のヘルプをご確認ください。