整骨院のホームページをリニューアルするなら
費用の目安と、作り替えで失敗しない手順
更新日:2026年10月22日
費用は、小規模なサイトを全面的に作り直すと30万〜80万円が一般的な目安とされています。ただ整骨院のホームページはページ数が少なく、いまの文章や写真をそのまま使えるなら、もっと安く済む方法もあります。この記事では、作り替えを考えるきっかけ、費用の目安、作り替えで失敗しないための手順を順に整理します。
リニューアルを考えたほうがいい5つのサイン
見た目が古いだけなら、急いで作り替える必要はありません。次のどれかに当てはまるなら、作り替えを考える時期です。
1. スマートフォンで見ると読みにくい
文字が小さくて拡大しないと読めない、横にはみ出して左右にずらさないと見えない、という状態です。整骨院を探す人の多くはスマートフォンで調べます。
Googleは2024年7月5日以降、スマートフォン用のクローラーだけでサイトを読み取る形に切り替えました。Googleの担当者は、スマートフォンでまったく見られないサイトは検索に載らなくなると説明しています。
2. 料金・受付時間・休診日を自分で直せない
料金改定や臨時休診のたびに制作会社へ依頼し、そのたびに費用と日数がかかる。あるいは、頼み先とすでに連絡が取れない。この状態だと、ホームページの情報がだんだん実際とずれていきます。載っている受付時間が違う院は、それだけで来院の候補から外されがちです。
3. 予約の入口がない、または分かりにくい
電話番号しか載っていない、予約ボタンがページの下のほうにしかない、という状態です。夜にホームページを見た人は、電話できないのでそのまま他の院を探します。ネット予約の入口は、スマートフォンで開いて最初の画面で見える位置にあるのが理想です。
4. アドレス欄に「保護されていない通信」と出る
ホームページのアドレスが「https」ではなく「http」で始まっていると、ブラウザのアドレス欄にこの表示が出ます。中身に問題がなくても、見た人には不安に映ります。作り替えのときに必ず「https」にしてもらいましょう。
5. ドメインやサーバーの契約者が分からない
「月々いくら払っているのか」「誰の名義で契約しているのか」が分からないまま、毎月引き落としだけが続いているケースです。これは作り替えそのものより先に、確認しておく必要があります(後の手順1で説明します)。
リニューアル費用の目安
作り替えには、大きく分けて「部分的に直す」と「全面的に作り直す」の2通りがあります。公開されている相場をまとめると、次のとおりです。
| 内容 | 費用の目安 | どんなときに |
|---|---|---|
| 問い合わせ・予約の導線だけ直す | 5万〜20万円 | ボタンの位置や文言、フォームを見直す |
| デザインだけ新しくする | 10万〜50万円 | トップページと主なページの見た目を一新する |
| 全面的に作り直す(10ページ前後) | 30万〜80万円 | スマホ対応・構成の見直しを含めて作り直す |
Web制作の発注データをもとにした別の集計では、ホームページのリニューアル費用は平均138.2万円・中央値88.6万円とされています。ただしこれは企業サイトなども含めた全体の数字で、ページ数の少ない整骨院のサイトはもっと下の価格帯に収まることが多いです。
作業の中身はほぼ同じなので、制作会社に頼む場合は新規制作と大きく変わらないことが多いです。差が出るのは、文章と写真を用意し直すかどうかです。いまのホームページの文章・写真・料金表をそのまま使えるなら、原稿づくりや撮影の費用がかからない分、安くなります。新規制作の費用相場は整骨院のホームページ作成費用はいくら?にまとめています。
初期費用と別に、公開後にかかる費用(ドメイン・サーバー・保守)も必ず確認してください。比べるときは「初期費用+月額×使う年数」の総額で見ます。内訳はホームページの維持費は年間いくら?に実額でまとめています。
作り替えで失敗しないための6つの手順
手順1. ドメインとサーバーの契約を確認する
いちばん最初にやることです。いまのホームページのアドレス(ドメイン)が誰の名義で、どこと契約されているかを確認します。前の制作会社の名義になっていると、作り替えたあとも同じアドレスを使い続けられないことがあります。
同じアドレスを使い続けたい場合は、ドメインの管理を自院か新しい依頼先に移す必要があります。移すときは、いまの契約先から認証コードなどの情報をもらう手続きが要るので、早めに問い合わせておきます。
手順2. いまのホームページの内容を保存しておく
文章、写真、料金表、院長紹介、アクセスの説明など、使い回したいものをすべて手元に残します。古い契約を解約するとサイトごと消えることがあるので、解約より前にやっておきます。ページを開いて画面を保存するだけでも、後で原稿を起こすときに役立ちます。
手順3. 新しいページの組み立てを決める
整骨院のホームページなら、トップ、当院の特徴、施術・料金、院長・スタッフ紹介、アクセス、お知らせ、の5〜7ページで足りることがほとんどです。いまのページを1つずつ「残す・まとめる・なくす」に分け、新しいページで受付時間と予約の入口がすぐ見つかるかを基準に並べ直します。
症状や効果の書き方には、柔道整復師法などの広告のルールがあります。作り替えを機に見直しておくと安心です(整骨院の広告規制)。
手順4. ページのアドレスが変わるなら、転送の設定をする
作り替えでページのアドレス(URL)が変わると、古いアドレスでGoogleに登録されていたページが「見つかりません」になります。これを防ぐのが、古いアドレスから新しいアドレスへ自動で移す301リダイレクト(恒久的な転送)です。
Googleの公式ガイドでは、転送はできるだけ長く、一般的には1年以上残すよう案内しています。移行のあいだは検索順位が一時的に上下することがある、とも書かれています。依頼先には「古いページからの転送を設定してもらえるか」を必ず確認してください。
手順5. 公開したら、外にあるリンクの行き先を直す
Googleビジネスプロフィール、Instagramなどのプロフィール欄、エキテンなどのポータルサイト、LINE公式アカウントのリッチメニュー。ホームページへのリンクは院の外にもたくさんあります。アドレスが変わった場合は、すべて新しいアドレスに差し替えます。特にGoogleビジネスプロフィールは地図検索から来る人の入口なので、最優先です(Googleビジネスプロフィールの設定)。
手順6. 古い契約は、新しいサイトが動いてから解約する
新しいホームページが表示されること、予約やお問い合わせが届くこと、古いアドレスから正しく転送されることを確かめてから、古いサーバーや制作会社との契約を解約します。先に解約すると、サイトが表示されない期間ができてしまいます。契約の更新月と解約の締め日も、あわせて確認しておきます。
依頼先を選ぶときに確認したい4つのこと
- 公開後の更新は誰が、いくらでやるのか。料金や休診日の変更は必ず出てきます。月額に含まれるのか、1回ごとに費用がかかるのかを確認します
- ドメインとサーバーは誰の名義になるのか。次にまた乗り換えるとき、同じアドレスを持って出られるかが変わります
- ネット予約は含まれるのか。予約システムを別に契約して組み込むのか、最初から付いているのかで、手間も月額も変わります
- いまの文章や写真を使ってもらえるのか。原稿を一から書き直す前提だと、院の負担も費用も増えます
よくある質問
作り替えると、検索順位は下がりますか
ページのアドレスが変わる場合は、一時的に上下することがあります。古いアドレスからの転送(301リダイレクト)を正しく設定しておけば、時間とともに落ち着くとGoogleは説明しています。アドレスが変わらない作り替えなら、影響はさらに小さくなります。
同じアドレスのまま作り替えられますか
ドメインを自院で管理できていれば、できます。前の制作会社の名義になっている場合は、先に名義の変更や移管が必要です。まずは手順1の確認から始めてください。
作り替えにどのくらい時間がかかりますか
依頼先や内容によりますが、遅れる原因の多くは原稿と写真がそろわないことです。いまのホームページの内容を使い回せるなら、そのぶん早く進みます。
ネット予約だけ先に入れることはできますか
できます。いまのホームページに「予約する」ボタンを1つ足し、予約ページへつなぐ形です。作り替えは後回しにして、予約の入口だけ先に整える院もあります(予約が電話のみだと何が起きる?)。
まとめ
- スマホで読みにくい、自分で情報を直せない、予約の入口がないなら作り替えを考える時期
- 小規模なサイトの全面的な作り直しは30万〜80万円が一般的な目安。部分的な手直しなら5万〜50万円
- いまの文章や写真を使い回せると、費用も時間も減らせる
- 最初にドメインとサーバーの名義を確認し、内容は解約より前に保存する
- アドレスが変わるなら301リダイレクトを1年以上残し、外にあるリンクも差し替える
- 古い契約は、新しいサイトが動いているのを確かめてから解約する
いまのホームページをもとに作り替えます
「カヨクル」の作り替えプランは、いまのホームページに載っている文章や写真をもとに、スマートフォンでも読みやすいページに作り直すプランです。ドメイン・サーバーの管理と、公開後の内容更新(月5回まで)も月額に含まれています。ネット予約も付けたい場合は、おまかせサポートプランをお選びください。