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整骨院の予約が電話のみだと
何が起きる?

電話だけで予約を受けていることは、それ自体は問題ではありません。 長く続いている院ほど、電話で足りてきた実績があります。
ただし電話のみの場合、取りこぼしが起きる場面は決まっています。 この記事では「ネット予約にしましょう」と言う代わりに、 どの時間帯の、どういう人を取りこぼしているのかを構造で整理し、 足すかどうかを自分で判断できる形にします。

電話のみで取りこぼすのは、この3つの場面です

① 施術中で電話に出られない時間

施術者1人の院なら、この時間が一日の大半を占めます。手技に入っている最中に鳴った電話は取れません。 折り返しても、相手が出ないこともあります。 患者さんの側は「かけたけど出なかった」で終わり、次の候補に移ります。

② 受付時間外

「腰が痛い」と思い立って院を探すのは、たいてい仕事や家事が終わったあとです。 そのときに見つけても、電話番号しか出口がなければ、行動は翌日以降に保留されます。 保留された予約意欲は、そのまま消えることがあります。

③ 電話をかけづらい人

仕事中で電話しにくい、症状をうまく説明できる自信がない、初めての院に電話するのが気が重い。 この層は、電話しか手段がないと来院しないだけで、こちらからは見えません。 「電話が鳴っていないから需要がない」とは言い切れないのが、電話のみの難しいところです。

数字は出しません
「電話のみだと◯%を取りこぼす」といった数字を見かけることがありますが、 この記事では確認の取れない相場は書きません。 取りこぼしの量は、院の立地・客層・広告の出し方でまったく違います。 分かるのは「どういう形で取りこぼすか」という構造だけです。

それでも「電話でよかった」も本当です

ここは正直に書いておきます。電話をやめる話ではありません。足す話です。

総務省の令和7年版 情報通信白書(2024年の調査)によると、 インターネット利用率は13歳から69歳までは9割を超えていますが、70歳以上で低下します。 高齢の患者さんが中心の院では、電話が主導線であることに合理性があります。 ネット予約を足しても、電話が減らないこともあります。それは失敗ではありません。

場面電話のほうが早い
保険が使えるかどうかの相談○ 症状を聞かないと答えられない
交通事故の対応可否○ 状況の確認が要る
今日これから行きたい○ 空きの有無を即答できる
次回の予約を取り直したい△ どちらでも
初回の予約× ネットのほうがハードルが低い層がいる

「初回だけネットで取れるようにする」というのが、いちばん摩擦の少ない足し方です。 2回目以降は施術後にその場で次回を決めれば、電話もネットも使いません。

まず無料でできること:地図に予約リンクを置く

ホームページを作り直す前に、Googleビジネスプロフィールに予約リンクを置けます。 公式ヘルプに手順が載っており、費用はかかりません。

  1. ビジネスプロフィールを開く
  2. 検索の場合は「予約」、マップの場合は「プロフィールを編集」から取引の種類を選ぶ
  3. 「リンクを追加」を選ぶ
  4. 予約ページのURLを入れて「保存」

公式ヘルプによると、予約のような取引タイプのリンクはカテゴリごとに最大10個まで追加できます。

これが効くのは、導線が1段短くなるからです
患者さんの多くは地図から院を見つけます。そこに予約リンクがあれば、 ホームページを経由せずに予約画面へ直行できます。 逆にここが空いていると、せっかくネット予約を用意しても気づかれません。 登録内容の埋め方はGoogleビジネスプロフィール完全ガイドにまとめています。

「ネット予約」にも段階があります

ひとくちにネット予約と言っても、できることが違います。順番に重くなります。

手段費用空き枠の管理詰まりやすい点
問い合わせフォーム無料できない同じ時間に2人から送信されても止まらない。結局こちらから折り返す
LINE公式アカウントやりとりは無料できない1対1のトークは通数にカウントされず無料。ただし予約台帳がない
予約システム0円〜月数千円できるベッド数・スタッフ指名は有料側にあることが多い

フォームとLINEは「電話の代わり」であって、「予約の自動化」ではありません。 受け取ったあとに空きを確認して折り返す運用なら、①の施術中に出られない問題は残ります。 ただし②の受付時間外と③の電話しづらい層は、フォームやLINEでも拾えます。 そこだけでも埋める価値はあります。

予約システムの選び方は 0円プラン4社を実際に調べた記事選び方と比較のポイントにまとめました。 すでに入れているのに使われていないという場合は、 ネット予約が使われない6つの原因のほうをご覧ください。

電話のみをやめる前に決めておくこと

ネット予約を入れて失敗するのは、たいてい運用を決めずに機能だけ足したときです。 先に決めておくと詰まりません。

決めること決めないとどうなるか
ネットで開ける枠と、電話用に残す枠全部開けると、常連さんの当日枠が埋まる
当日予約を受けるか受けると、直前に入った予約に気づけないことがある
ベッドが何台まで同時に回せるか枠を出しすぎて、受けきれない予約が入る
誰が予約を確認するか・いつ見るか朝しか見ないなら、前夜の予約に気づくのが当日になる
初回の問診をどこで取るか来院してから紙に書いてもらうなら、施術時間が圧迫される
整骨院で特に効くのは「ベッド数」です
整骨院は施術者1人でもベッドが2台あれば、同じ時間に2人受けられます。 予約システム側がここを数えていないと、受けられるのに「満席」と表示されます。 逆に数えずに枠を増やすと、受けきれない予約が入ります。 この設定が有料プラン側にあるサービスは多いので、費用より先に確認してください。

ネット予約にすると、ドタキャンは増えるのか

よく聞かれる懸念です。「電話で人と話して取った予約のほうが、すっぽかしにくい」という感覚には、 一理あると思います。ネットは予約するのも簡単ですが、来ないのも簡単だからです。

ただし、この記事で「◯%増える」と書くことはできません。手元に根拠がないためです。 分かっているのは、ネット予約側には対策の手段が用意されているということです。 前日のリマインド配信、予約確認メールからのキャンセルリンク、来院履歴の記録。 とくにキャンセルリンクは効きます。「行けなくなった」と伝える手段が電話しかないと、 言い出しにくくてそのまま来ない、という形の無断キャンセルが起きるからです。

リマインドが各社どのプランから使えるかは、 整骨院のドタキャン対策に表でまとめています。

判断の目安

院の状況おすすめ
患者さんの大半が70代以上・紹介中心電話のままで問題ありません。まず地図の情報を埋める
施術中に電話が鳴って取れないことがある受付時間外だけでもネットの入口を作る
新規の来院を増やしたい地図に予約リンクを置く。ここが最短
施術者2人以上・指名がある予約システム。ただし指名は有料側にあることが多い
ベッドを2台以上まわしている予約システム。ベッド数の設定ができるかを先に確認
無断キャンセルが気になっているキャンセルリンクとリマインドのあるものを選ぶ

まとめ

Service

電話を残したまま、受付時間外の入口だけ足せます

「カヨクル」の予約システムは、ベッド数の設定・メニュー別の所要時間・受付を止める時間・スタッフ指名を、月額プランの標準機能として備えています。電話予約と併用する前提で、ネットに出す枠だけを選べます。
体験用のデモで管理画面までご覧いただけます。架空の院の設定で動作するので、実際の予約は発生しません。

初期費用¥9,800 〜買い切り
予約システム標準搭載月額プランご利用時
導入例稼働中やま田鍼灸整骨院様(佐賀県)
デモを試してみる プランと料金を見る
本文中のGoogleの仕様は、2026年8月22日時点で公式ヘルプに掲載されていた内容です。
ローカル ビジネス リンク(https://support.google.com/business/answer/6218037)/ ローカル検索順位の仕組み(https://support.google.com/business/answer/7091)。
インターネット利用率は総務省「令和7年版 情報通信白書」(2024年調査/https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/html/nd21b120.html)を参照しています。
LINE公式アカウントのメッセージ通数の扱いは公式ページ(https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/plan/)の記載によります。 仕様・料金は改定されることがあります。お申し込みの前に各社の公式ページでご確認ください。
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